子供たちは夜の住人

アニメ、マンガ、音楽、ゲーム、特撮、原画展、イベント声優を語るブログです。

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Sonny Boy

夏、学校にいた中学3年の主人公・長良たち

クラスメイト36人が、突然、学校ごと異次元へ

漂流してしまう物語。

 

最初は、1話完結のアニメかな?

と、思って見てたけど

え、2話も、この話の続きなのか!!と

驚いたw

 

キャラデザが、江口寿史

制作に、なぜか松竹が関わっていて

まるで、映画のようなアニメだった。

 

とても、不思議で難解なアニメ。

 

長良は、人と距離を取り関わらないように

生きてる少年だけど

転校生の希は、そんな長良に話しかけ

仲良くしようとする。

希は、まっすぐな少女。

 

もとの世界では、選ばれた自分たちが

存在していて

自分たちは選ばれなかった存在だって

知らされるんだけど

その中で、もとの世界の希は死んでいることを

知ったり・・・

 

それでも、もとの世界に戻ろうとする者

わけわかんないこの世界に留まろうとする者

 

登場人物が、かなり多いから

最初、混乱するけどw

 

ラジダニって、エキゾチックな発明家の

少年が、かなり活躍するようになる。

 

未来のことがわかる明星は

裏で、人を操ったりしてて

黒幕っぽかったけど

途中から出てこなくなったりw

 

その明星に、未来を教える声の老人が

めっちゃ井上陽水似で笑ったwww

 

猫を連れた少女・瑞穂は

そんな重要なキャラじゃないと思ってたら

重要なキャラだったりw

 

希のことが好きな朝風は

虚勢をはって生きてるのを

希から尊敬できないから

つき合えないとフラれるし。

でも、何かと朝風出てくるw

 

不可思議で、難解なアニメなのに

毎週、楽しみに見ていた。

 

クラスメイト全員が、いつか

簡単に、もとの世界に帰れるんじゃないかって

思ってたから

もとの世界に帰ろうとするのが

長良と瑞穂だけってのも

驚いたな・・・

 

10話の最後に、希が崖から落ちるシーンで

終わって・・・

 

11話で、長良と瑞穂がセリフもなく

ただ挿入歌だけ流れて

ふたりは希のお葬式の準備をしてたり

海に、希への船?を流したあと

ふたりは、海に座って

瑞穂が泣いてるシーンも

朝まで泣いてたってわかるのも

セリフなしで絵の描写だけで感じとれて

 

それが、返って印象深かった・・・

 

挿入歌も、すごく良かったから

CD出たら買う!!と思ったしw

 

そして、もとの世界に戻れたら

希は、漂流の記憶がなくても

覚えてた方が

「もう一回、友達になろう」と言う約束を

長良としてたから

それを思い出して、長良が泣いたりも・・・

 

あんなにいたクラスメイトが

ほぼ、出てこなくなるし

 

ラジダニも残る派で・・・

ラジダニは、この世界を楽しんでる感じだったから

他に残る派とは違ってたけど。

それに、もとの世界で僕に会ったら

よろしくって言ってるし。

 

長良と瑞穂が、もとの世界に帰る方法も

ええ・・・

そんな大変なのか・・・

と、思うくらいの作業だった。

 

最終回は、きっと、リアルを突きつけてくるんだろう。

と、思ってたから

やっぱり、変わらないリアルを描いてきた。

 

しかも、希が生きてる!!

と、思わせといての

え!!希、朝風とつき合ってるの???

 

長良・・・

ショックじゃん・・・

 

一緒に帰ってきた瑞穂からも

無視されて・・・

あれ?瑞穂、覚えてないのかな?

 

覚えてるの自分だけの世界かぁ・・・

 

しんどい世界がリアルなのかー

 

と、想像以上のリアルだった。

 

でも、ほんとは瑞穂、きちんと覚えてて

長良に会いに言って

励ましてくれて

 

リアルで、祖母が死んだり

猫の件とかあって・・・

瑞穂もしんどくて

長良を無視しちゃったんだね・・・

 

でも、ちゃんと会いに行って

励ますのいい子だね。

 

鳥の雛の件で

長良と希が話すシーンで

あ、これは!!

と、思ったけど

朝風登場で・・・

あぁ・・・

 

てか、なんで、朝風とつき合ってるんだろう?

尊敬できない人とはつき合えないって言ってたのに???

この世界線では、朝風は違うのか?

 

でも

長良は、最後、笑顔になるんだよね。

 

いつか、希と

「もう一回、友達になろう」

って、言える日が来るのかな・・・

 

漂流前に、鳥を助けなかった長良が

鳥の雛を心配するまでは成長できたから

先のことなんて、わからないよね。

 

1話で、初めて主題歌の「少年少女」を

聴いた時

なんだか、とても懐かしさを感じたから

これは、すごく昔の古い曲を使ってるのかな?

と、思った。

 

そしたら、このアニメのための書き下ろしだと知って

新曲なのに、この懐かしさはなんだろうって

思った。

 

1話の時点で、いい!!

と、思ったけど

週を追うごとに、どんどん曲のイメージも変わり

懐かしくもあり、切なくて希望のある歌って

感じで、すごく好きになった。

 

人を選ぶアニメだと思う。

 

絵柄も、決して今風の絵ではないし

ちょいちょいベタ塗りだったりw

なんだ、この絵は?

と、思うの多いしw

江口寿史が、まぢで描いたら

もっと、キレイな絵になるだろw

と、思ったりもしたけど

でも、ストーリーが、ちゃんとしてたら

絵柄なんてカンケーないって

良い見本のようなアニメだった。

 

萌え系のアニメも、好きだけど

そーいうんじゃない

メッセージ性のあるアニメも

ちょいちょい見たいなと思った。

 

「わからない」けど、おもしろい!!

って、サイコーの褒め言葉だと思うよ。

少年少女

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  • provided courtesy of iTunes

TV ANIMATION「Sonny Boy」soundtrack

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