「世界名作劇場」のアニメ。
「世界名作劇場」は、リアタイで全作品
見たわけではないので
このアニメも、リアタイで見たのか記憶にない。
再放送で、きちんと見た時
想像以上に重いテーマに驚き、惹き込まれていった。
「世界名作劇場」で、かなり好きな作品に
君臨したw
主人公アンネットと幼なじみのルシエンは
とても仲の良い友達。
アンネットに歳の離れた弟ダニーが生まれ
母も他界してしまい
アンネットはダニーを、とても可愛がる。
一見、ほのぼのアニメかなー
と思う序盤だ。
ところが、ダニーが飼っていたオコジョを
めぐってルシエンが
誤ってダニーを崖から落としてしまう。
崖から落ちてダニーは足を怪我してしまい
一生、松葉杖の生活になるかもと診断され
アンネットが、ルシエンを憎み続けるという・・・
え!!
「世界名作劇場」って約1年は放送するから
この許さん!!が長いこと続くのかー・・・
まぢか・・・
なんて重いテーマだったんだ・・・
「世界名作劇場」の可愛らしい絵柄で
内容はハードだったんだな・・・
そんなルシエンへの恨みが消えない中
アンネットも、またルシエンが作った
木彫りの馬を壊すという罪を犯して
アンネット自身も罪の意識の中
生きていくんだよね・・・
重い・・・
まだ子供のふたりが罪を背負って
生きてくの?
もう修復は不可能なの?
と、ハラハラしながら見てた。
アンネットが、ルシエンに
木彫りの馬を壊したのは自分だと告白して
ルシエンは、それを許すんだよね。
誤って人を怪我させるのと
悪意で物を壊すのは
重さが違うんじゃん?と思われそうだけど
ルシエンは、ずっと怪我をさせたことを
忘れてないし
アンネットと仲直りしたからって
罪がなくなるわけじゃないのもわかってるんだよね。
アンネットとの仲直りまでも
長い道のりだったのに・・・
ルシエンが、名医がいる情報を聞いて
ダニーのもとに名医を連れて来て
ダニーの足が治ってハッピーエンドになるけど。
それまでが、とにかく、見てて
しんどい・・・
でも、これって
誰でも経験あるような内容かもなって思った。
悪気があったわけじゃなかったけど
自分がやったと言えなかったとか
謝ることができないままだったとか
綺麗事じゃないアニメだったから
刺さった。
でも、小学低学年とかだったら
ちょっと理解するの難しいと思うから
人気はなさそうw
「世界名作劇場」で
ほぼ「わたしのアンネット」の話題
聞かないしw
改めて「わたしのアンネット」の
ストーリーを知って
主題歌「アンネットの青い空」を聴くと
歌詞が、もっと深くココロに響く。