聖千秋作品。
「イキにやろうぜイキによ」から
聖千秋のファンになって
「右手に嘘 左手に愛」を、昔、読んだ。
順番的には「右手に~」の方が古い。
芸能界を舞台にした少女マンガ。
この頃の聖千秋のマンガが
私的に、一番絶頂期で
当時、聖千秋が吉川晃司が好きで
男性キャラの体型とか線が
吉川晃司に似てるのも良かったw
「イキにやろうぜ」後半から
なぜか、ジャニーズを好きになったらしく
絵柄が変わってしまい
好きになったモノに影響されやすい
マンガ家だってわかってたけど・・・
その後のマンガに魅力を感じなくなってしまった。
この作品、昔のマンガだからねw
ストーリーとか、いろいろ変なところもあるし
買った人のレビューとか読むと
酷評が多かったw
今、読んだら自分はどー思うんだろう?
と再び読んでみた。
たしかストーリーは、芸能界で
ちょっとサスペンスっぽかった気が・・・
あと、主人公の弟たちの名前が
「まりお」と「るいじ」だったのは
覚えてるw
主人公の名前が「てる子」・・・
てる子・・ダサいwww
売れない歌手のてる子は、歌手を辞めて
芸能プロの社長と17で結婚することになり
結婚式当日、その社長が亡くなってしまうところから
ストーリーは始まる。
全2巻と短いのでサクサクと読める。
で、肝心の自分の読んだ感想なんだけど
まったく色褪せることなく違和感もなく
昔、読んだ時と同じく好きだなって思った。
当時、吉川晃司が好きな聖千秋が
芸能界を舞台にしたマンガも納得したし
鏡一が、もろ吉川晃司に似てるのもありだったw
てる子が、鏡一や大島さんから
モテるけど
まったく芸能界のきらびやかさはないんだよね。
どっちかというと芸能界の汚い部分ばかりかなw
絵柄も、きっと今ほど上手くはないだろう。
でも、好みの問題で言うならば
この時の絵柄が超絶好きだ。
セリフまわし、コマ割り・・・
魅入るように感情移入する。
てる子と鏡一が毎回ケンカしながらも
惹かれ合ってる。
あー
そーいえば、聖千秋のこの頃のマンガは
ケンカしながらも惹かれ合ってるキャラが
多かった気がする。
短編とかもそーだった。
酷評した人は、そもそも
昔から聖千秋作品を読んだことがない人だったのか?
ちょっと、わからないけど
そんな???
と、思うくらいには
私には、悪いところはなかった。
聖千秋の作品から離れて
かなり年月が経ってるので
今は、また違った絵柄やストーリーに
なってると思うけど
今の方が好きって人もいると思う。
けど、私は、やっぱり
この頃の聖千秋作品が好きだな。
でも、聖千秋が今もなお
マンガを描き続けていることも
うれしく思っているし
ずっと、描き続けてほしいし
縁があれば、また巡り巡って
読む機会が来るかもしれない。