子供たちは夜の住人

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マーズ

パソコンが壊れている間

横山光輝原作の「マーズ」を読んでいました。

 

私は、オリジナル版を購入したので

オリジナル版全3巻。

 

「ゴッドマーズ」の原作だったり

OVA「マーズ」を見て

原作マンガが気になっていたので

ようやく記事を書けますw

 

aoisakana5.hatenablog.com

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秋の島新島に裸で立っていた少年を

岩倉記者が発見し保護する。

その少年は、記憶もなく言葉もしゃべれない状態で

医者の家に引き取られるが

医者の娘・春美から挨拶されると

突然、挨拶をするwww

女の子には、しゃべるんかいwww

 

少年の名前はマーズ。

はるか昔、宇宙人が、地球人の知能の高さと

残虐性を恐れて

将来、地球人が宇宙に出て危険な存在になった場合

地球ごと破壊するためにセットされた少年だった。

 

マーズ以外に監視者として先に目覚めていた

6人の男たちも、地球人の残虐性を知っていて

地球の破壊を目的としている。

 

最初は、この6人の男たちやマーズは

宇宙人なのかな?

と、思って読んでた。

 

6人は、長いこと地球に潜伏していて

地球を破壊して宇宙に早く帰りたいのかな?

とw

 

これで地球とおさらばだ!乾杯!!とか

やってたしw

ところが、時間になっても地球は滅亡しないので

6人が、なぜかグラスを割って←

それぞれ使命のために散らばるんだけど

なんでグラス割ったん???www

めっちゃ怒ってる顔してるしwww

宇宙に帰れねーじゃんか!!みたいな?w

 

最初に、マーズと接触した男は

マーズが100年早く目覚めたため

使命を忘れているので

その使命や人間の残虐な歴史を教えたりする。

親切w

まるで先生や師みたいwww

 

ガイアーという地球ひとつ消滅させるロボットに

使令を出すか?出さないか?

をマーズに10日間の猶予を与える。

待ってくれるんだ?w

 

マーズが、地球の歴史を勉強することに。

その時、マーズが、こんなにたくさんの戦争を

しているのかと驚いていると

春美が、同じ過ちを繰り返さないように

本に残していると言うんだよね。

春美も医者も、マーズの使命を知っても

親切なんだよね。

だから、マーズは監視者の男の言うように

ほんとに人間って残虐なのかな?

殺さなきゃいけないのかな?

と使令を出さなかったので

グラス割る事件が起こるんだけどw←

 

岩倉記者も、政府や全世界からの協力とか

提案するから

マーズの言葉を信じてくれてるし

いい人。

 

地球が滅亡するキーワードが

★マーズがガイアーに使令を出す。

★マーズが死ぬ。

マーズが死ぬと地球が滅亡するは

ゴッドマーズでも使われてるw

 

だったので、監視者の男たちは

それぞれ六神体でマーズの命を狙うことに。

ゴッドマーズの6体のロボットは

ここを使ったのねw

6体いる意味なかったけどw

 

ここで、想像したのは

街や国を六神体それぞれが暴れ出すのかな?

と、思ったら

 

最初の神体ウラヌスは、吹雪をひたすら続けて

雪が積もって交通手段を奪い、食料も底を尽きるという

地味だけど、リアルでコワイ作戦に出るんだよね。

暴れ出すよりコワイなと思った。

 

監視者の中で、一番偉そうな人が

トップバッターだったのも意外w

 

で、マーズが操るのはタイタンだと思っていたけど

タイタンは既におしゃかになっているのでw

どう戦うのかな?と思ったら

鬼太郎ばりの毛を飛ばすっていうねwww

マーズの武器は、毛飛ばしwww

ええーーーwww

もっと、驚異的な技はないのか?w

しかも、カラダが腐り始めたり

地球の薬が効かないとか弱々設定だw

 

すると、あの最終兵器のガイアーが現れるんだよね。

ガイアーはマーズを守護するロボットでもあったようだw

 

でも、ガイアー全然カッコよくないのwww

なんか直立不動だし大仏みたいな感じw←

だけど、ガイアーめちゃくちゃ強いw

六神体は、せいぜい国をひとつ壊せる程度らしいので

地球を消滅させるガイアーには、まったく勝てないw

強いけどカッコよくないwww

これはロボットマンガとしては致命傷では?w

 

まぁ、ロボットマンガでないことは

読んでいけばわかるんだけどw

ストーリーに、グイグイ惹き込まれるんだよね。

 

2番目の神体スフィンクスは太陽と同じくらいの灼熱攻撃。

あー・・・

雪の次は太陽かw

しかも、このスフィンクスは飛べないし泳げないから

砂漠でマーズ来るの待つしかないって言うねw

 

3番目の神体は放電や探知ロボットが出てくる。

この探知ロボットが地味に最後まで活躍するw

 

神体を倒すたびに、マーズはモヤッとする

キモチを抱くんだよね。

 

六神体を倒して地球のヒーローといった

ヒーロー活劇ではない。

どこか不気味さもある作品・・・

 

マーズが眠っていた秋の島新島で

マーズや六神体、ガイアーの秘密を知るため

岩倉記者が向かう。

そこで知らない言葉を解読しながら

閉じ込められていて食料がないので

革靴を食べ秘密を知るんだけど

髪もひげも伸びてるから数ヶ月経ったのかと思ったら

10日の出来事なんだよねw

 

岩倉記者が、秘密を知って

マーズに伝えるんだけど

 

そこで追加される新事実が

★六神体を全部壊したらガイアーが爆発する

だった!!

 

神体は勝手に襲ってくるし

でも、全部倒したら地球消滅するしで

ええ・・・

どうするの・・・

 

しかも、マーズも監視者も宇宙人ではなく

宇宙人が作った人造人間(無性生殖人間)だった。

だから、監視者は命令に忠実に動いてただけで

別に宇宙に帰りたかったわけじゃなかったw

 

マーズ以外は、その追加キーワードを知っていたから

マーズを殺そうが、ガイアーを壊そうが

神体ごと自分が死のうが地球が消滅すればいいってだけの

キャラだった。

 

岩倉記者が、マーズがどうするかは

まだ解読できてないデータがあるから

秋の島新島で解読して考えてほしいって言うんだけど

岩倉記者が亡くなったことで

マーズの正体を知った政府とかが

マーズを危険視し始めるので

あれ?

もしかして、ここから雲行きが怪しくなるのかな?

と、思ってたら政府側ではなく

一般人の不安や不満がマーズに向かうっていうね・・・

 

マーズは、人間を守るために戦っていたけど

ちょいちょい人間が暴徒と化した状態も見ていたし

ずっと、学習していたのかもしれない。

 

守るべきなのか?壊すべきなのか?

 

春美や岩倉記者みたいな人物もいない状態で・・・

 

初めから人間なんて信じていない最後の監視者

最初にマーズに接触してきた男は

その人間の不安感を煽って利用するんだよね。

 

最終的には、人間の愚かさや醜さを

マーズが知るっていう・・・

 

このストーリーが全3巻で終わるって

凄すぎない?

 

しかも、バッドエンドの悲劇なんだけど

イヤな感じはしなかった。

 

むしろ、人間って確かにそーいうところあるよね・・・

ずっと戦争やめないもんね・・・

いつも、どこかで戦争がある・・・

日常でさえ、いぢめがあったり・・・

 

優しい人たちばかりに囲まれた世界なんて

きっと、ない。

そんな楽園みたいなところなんてない。

 

人間の愚かさが招く警鐘的マンガかな。

いつまでも、そんなことしてたら

自らの手で世界を壊すよっていう。

 

ただ、マーズ視点で考えちゃうと

自分が守ってきたものってなんだったの?

と最後に思っちゃうのは切ないな・・・

 

せめてもの救いは、マーズ本来には

感情そのものが存在しないことかな。

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