「今 この星の上に生きる 奇跡」
リアタイの時は、すごく好きな作品だった。
主題歌の「マメシバ」も大好きだったし。
主人公・樹奈は神戸に住む高校生。
恋人の時夫とバイクでツーリング中に事故に遭い
臨死の状態になる。
そこへ、クリスと名乗る少年の意識体が現れ
「もし、お前がラージャと戦い清めるなら
もう一度、命を与えよう」と告げる。
「僕と契約して、魔法少女になってよ」みたいな
流れで、樹奈はアルジュナに変身して
ラージャと戦う。
この作品は、放射性廃棄物問題、環境問題
遺伝子組換え、反医療、反薬などを
取り扱っているので
当時は、純粋に物語に感動していたけど
50代の今、見ると、そーいう団体が
好きそうな作品になってるなと感じた。
実際、自然保護団体が上映会を開催してたらしいし。
当時から、引っかかったのは出産。
医療のチカラなしで、自然に生まれる理論。
これは、今の日本人の半分以上が帝王切開で
子供を産んでいる。
医療なしでは子供が産めない人もいる。
そこを批判してるのが、私は落ち込んだ。
なぜなら、私だって自然分娩したかったけど
帝王切開になったからだ。
この監督は、実際、海外で水中分娩に感動して
奥さんに水中分娩をさせたらしいけど
みんなが、みんな、同じ出産ができるわけがない。
樹奈が、無農薬の食事を食べてから
都会に帰ると、農薬を使った大量生産された
ハンバーガーや飲料が飲めなくなる。
これって、農家に失礼だと思う。
当時は、感動したり落ち込んだりした
私は、今は、怒りしかない。
チカラ押しで、物語をどんどん展開していく。
ラージャと戦えって言ったのに
クリスは、なぜ殺す?と言って
戦えなんて言ってないと言うし
樹奈のカラダは、汚れきっていると言って
山に女の子ひとり置き去りにしたり・・・
クリスの言葉の真意がわからないまま
物語は進み
とうとう、日本が壊滅状態になる。
クリスは、国が滅んでも気づかないのか
と、言うし・・・
ちょうど、今の時代にタイムリーな
石油問題が扱われていて
日本のバイオ技術研究所で作っていた
石油を分解するバクテリアがラージャと
融合して、石油商品が溶けていく。
服も溶け、入れ物が溶けた危険物は
そのまま水に流れ、汚染され
日本人は、飢餓に苦しむようになる。
樹奈は、ちょうど海外にいて
日本が壊滅状態なのに
どうして、みんな平気で食事ができるの?
と、怒り出す。
クリスの仲間テレサから
じゃあ、あなたはアフリカの人たちが飢餓に
苦しんでいた時に食事をしていなかったのか?
と、言われるんだよね。
日本では、樹奈の同級生さゆりが
目の前で父親が亡くなったり
幼い弟妹を抱えて、時夫と避難生活を送ってる。
さゆりは、時夫と樹奈がつき合ってるのを
知ってるけど、時夫のことが好き。
これって、一緒に、こんな環境を
生き延びようとするふたりが恋人になっても
おかしくないなと思った。
樹奈は、まわりの反対を押し切り
アスラに乗って日本へ。
ラージャの正体は、地球を滅ぼすものではなく
地球が自ら守るために生まれたものだった。
クリスが、ラージャを取り込んで
カラダが衰弱している。
樹奈は、ラージャもクリスも時夫も
みんな自分だと言って
ラージャと融合して清める。
クリスは、声を発することができるようになったが
樹奈は、声を失う。
そして、清められたラージャは食べ物になり
時夫が、手にすくい
「いただきます」と言って物語は終わる。
当時は、本当に感動したんだよね。
これって、簡単に言うと
食べ物が、すべて自分の血や肉になる。
生き物の命をもらって生きているという
メッセージに多くの問題を加えた感じ。
「(命を)いただきます」
と、言う言葉は、すごく日本人らしい。
やっぱり、魔法少女になると代償があるように
樹奈にも代償があったんだな・・・
その後、時夫は、樹奈とそのまま
つき合っていくのか?
さゆりを選ぶのか?気になるところw
絵柄は、「lain」に似た感じだ。
実写も、かなり使ってる。
主題歌も音楽も好きなんだけどねw
大好きな菅野よう子と坂本真綾だし。


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