子供たちは夜の住人

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電脳コイル

当時、とても人気があって私以外の家族は見てた。

私は、あまりNHKアニメが好きじゃなかったのかもw

 

最近、一挙放送があったので

いい機会だと思って見た。

 

たしかに、これは惹き込まれる。

人気があるわけだよ!!

 

小学校が舞台で、金沢から引っ越してきた優子(ヤサコ)が

主人公。

 

昭和を思わせるノルタルジックさもあり

近未来的世界の融合した作品だった。

 

子供たちは「電脳メガネ」と呼ばれるARをかけているし

「都市伝説」のミチコさんとか

まるで、それは「学校の怪談」の花子さんみたいな感じだし。

小学校あるあるの男子対女子の言い合いとかw

 

一番の驚きは、ヤサコが飼ってる電脳ペット

デンスケにさわれないってこと。

え・・・

さわれないのか・・・

こんなにリアルに見えるのに生物ではなく電脳だから・・・

 

しかも、そのデンスケがまったく可愛くないwww

オープニングで顔をアップにされるけど

え、可愛くないんだけど・・・

と、思っていたのに最後には

デンスケーーーーー!!!!

愛すべきデンスケになりますwww

 

ヤサコのおばあちゃんも顔がコワイしwww

 

ガキ大将のダイチがイリーガル?の金魚を育てて

どんどん大きくなっていくのに夢中になったり

デンパは恐竜に似たイリーガル?を首長と呼んで

可愛がっていたり

この世界には、本物の動物がいないのかも???

 

というか、君たちペットに飢えてるの???

 

ハラケンは、幼なじみのカンナとケンカしたまま

カンナが事故で亡くなってしまったことから

負い目と死の真相を探っている。

そんなハラケンにヤサコが恋をしたり。

 

ハラケンがおばさんと呼ぶタマコが

実はJKだと知った時は驚いたw

なんて大人っぽいJKなんだwww

 

夏休みの浴衣回は、女の子全員が浴衣になって

普段、おとなしいハラケンがヤサコの浴衣姿に

顔を赤くしたり

いつもはケンカばかりしてるダイチとフミエも

フミエの浴衣姿にダイチも顔を赤くしてるし

実はフミエのことが好きだったこともわかるwww

勇子(イサコ)でさえ浴衣姿だからねwww

 

そんな子供らしい微笑ましい話もありつつ

謎の「4423」とは何なのか?

イサコの目的は何なのか?

 

カンナのことでハラケンが何度も危うい感じになったり

 

電脳ヒゲ回では、まるでシムシティ(ゲーム)のような

コミカルな話かと思いきや

ヒゲの住民の文明が発達すると共に最後には

核戦争を起こしてしまう・・・

という考えさせられるラストで終わる。

 

このコミカルとシリアスのバランスが

本当にいい作品。

 

そして、精神がない状態になると

黒いカラダになって「NO DATA」と表示されるのも

斬新だった。

 

イサコの目的を利用する猫目の陰謀など。

 

きちんと「4423」と「ミチコさん」の謎も

解明されるので全26話なのに

毎週見ごたえのあるアニメだったんだなって思う。

 

ノスタルジックだけでなく

どこか切なさも感じる作品だった。

 

イサコも猫目も本当は似た者同士だったんだと思う。

どちらも大切な人を失った者同士だったのに

わかりあえないままだったのも

いろいろ考えてしまうよね。

 

金沢にいた頃のヤサコの親友マユミが

ヤサコが優しいフリで助けてくれないって

裏表があるところもキライだったと言ってたのが

イサコを助けることでヤサコは克服したと思うし

ヤサコを嫌っていたイサコも克服したよね。

 

いつまでも子供でいたら楽だけど

現実世界で大人になるって選択して走るイサコを

私は、初めて好きになったかもしれない。

 

たった全26話だったのに

最終回で、ヤサコたちが中学生になって

セーラー服を着てるのを見たら

ああ、成長したな・・・

ダイチの学ランはブカブカだったけどw

幼かったヤサコの妹・京子もランドセルを背負ってる。

 

引っ越したイサコから電話は来るけど

イサコの制服姿が見れなかったのは

すごく残念だったな・・・

 

そう思っていると、消えてしまったデンスケの姿が・・・

 

ああ、ヤバいって、これ泣くじゃんよ・・・

 

「京子・・・見えた?」

 

に対して、京子が小さくうなずく仕草が

もう幼い子供じゃなくなったことにも

泣けてきた・・・

 

もう、いろいろと胸がいっぱいになる作品だった。

 

なんでリアルタイムで見なかったんだろうなー

ほんと!!

こーいうの私は、かなりあるのでw

アニメいっぱい見てるくせにwww

 

あとから、ああ、名作だったな。

いつまでも、胸に残る作品だなって思える

電脳コイル」私は好きな作品のひとつになりました。

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