子供たちは夜の住人

アニメ、マンガ、音楽、ゲーム、特撮、原画展、イベント声優を語るブログです。

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大自然の魔獣バギ

「24時間テレビ 愛は地球を救う」内で

放送された手塚治虫作品。

日曜の朝の唯一の楽しみだった。

 

「24時間テレビ」で、毎年のように

手塚治虫作品のアニメがやっていたけど

この作品は特に好きだった。

 

モニカ共和国で、ガンマンとして暮らす日本人リョウが主人公。

人間を殺しまくっているという魔獣バギ退治のため

バギが現れる場所を知ってる少年チコと共に行動する中

リョウはバギとの過去を語り出す。

 

日本で暮らすリョウの両親は忙しく

暴走族の仲間になってバイクを走らせる日々を送っていた。

そんな時、バギと出会う。

バギは、仔猫の時にリョウが飼ってた猫だと言う。

 

手塚治虫版「ごんぎつね」だと、当時思った。

なんだか切ない話だったな・・・と。

あと、巨大な米も覚えてた。

 

バギは、セクシー猫にしか見えないんだけどw

めちゃくちゃセクシー猫お姉さんですw

しゃべり方もw

こんなセクシー猫お姉さんの名前が

「バギ」って全然似合ってないwww←

 

バギの出生を調べるため、母親が働いている

「超生命センター」に行く。

母親は、遺伝子工学者だった。

母不在(モニカ共和国に呼ばれている)で

代わりに所長が説明する。

バギは、母親が作り出した人間とアメリカンライオンの

遺伝子組換え実験で生まれた生物だった。

 

バギが2本足で歩いたり、しゃべれるのはわかるけど

知能が高いからって

超能力を使える遺伝子はどこから?

と、思っちゃうんだけどねw

 

途中、ミニコーナー的に遺伝子とは何か?を

わかりやすく説明してくれている。

手塚治虫らしい。

 

リョウの母親は遺伝子工学で人々を救えると信じている。

ところが、巨大米で、たくさんの人の食料になると思ったら

巨大米は、強力な毒性米だと判明する。

逆に、その失敗米を自分に歯向かう人間全員に食べされるため

大量生産するようにモニカ共和国の大統領から命令される。

 

リョウの母親が、ちょっとマッドサイエンティストぽいけど

声がメーテル

池田昌子だw

 

バギは、もう二度と自分のような者を生まないように

遺伝子組み換え実験するのをやめてもらいたいと

思っていた。

リョウから、また日本で一緒に暮らそうと言われていたし

ペットではなく家族としてと言われて喜んでた。

 

ところが、リョウの母親が噛み殺されて

最後の言葉が「バギ」だった。

 

バギは、どこかへ姿を消してしまっていたので

リョウは、母親をバギに殺されたと思って

復讐のためモニカ共和国に残ってガンマンとして

大人になっていた。

 

バギは、知能や2本足で歩く機能を奪われていたけど

リョウのことは覚えていたし

リョウによって殺された後、バギが首から下げていた

ペンダントがリョウの母親の物で

中に手紙が入っていて真実を知る。

 

「なんで言ってくれなかったんだよ」

 

って、リョウは泣きながら言うけど

 

能力奪われてるの知っとるやん。

2本足で立てなくなってしゃべることもままならない状態だったの

知っとるやん。

 

マッドサイエンティストに見えた母親は

人を殺す道具は作りたくないと巨大毒米を固めて

バギに、人目のつかない場所に処分してほしいと頼み

バギは、それを守った。

母親を噛み殺したのは大統領の犬だった。

 

てか、途中さ

チコの父親を殺したのがバギだと思っていたけど

バギじゃなかった真実も知った時点で

気づこうよって思うんだけどね。

 

めっちゃ「ごんぎつね」やん・・・

と、後味の悪い結末だったと長年思っていたんだけど

 

そこで終わってなかったんだよねw

 

リョウとチコがバギの死体がないことに気づいて

バギの足跡を見つける。

バギは生きてた。

リョウは、バギと一緒に日本で暮らしたいと思ってたけど

「もう人間と関わらず、大自然の中で生きろ」

と言って終わるんだよね。

 

いちお、ハッピーエンドだったんだなー

 

子供だったから、真実を後から知るって

ストーリーにショックを受けて

それが結末だと思いこんでたんだなw

 

でも、このアニメはずっと大好きだったんだよね。

手塚治虫作品が好きって人には絶対見てほしいと思う。

オススメアニメです。

 

私の文章じゃ伝わらないバギのセクシーさに

驚くと思うwww

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