別マで、前後編で連載されたマンガ。
別マで、読んだ時から
ずっと、好きな話で
単行本化した時、すぐに買ったと思う。
当時の聖千秋の絵柄が、ほんとに好きで
線の細い足の長い華奢なカラダや髪や
すっごく、うまい絵ってわけじゃないんだけど
好きな感じだった。
この作品の主人公・啓一は
すごく頭が良くて
だけど、両親から愛されなくて
つねに孤独を抱えている・・・
唯一、可愛がってくれた所長に呼ばれて
東京から北海道の研究所に来て
年上の女性・志摩と出会う。
啓一の長髪の髪を一本の三編みで結んでる
髪型が、特に好きだったな。
志摩は、短いおさげが可愛かった。
作品全体は、星空が多いイメージ。
短い話なんだけど
啓一の抱えている感情は
私が抱えているものに似てたから
すごく、共感したんだろうな・・・
「いつも、誰かに必要とされる星になりたかったんだ」
私も、誰かに必要とされたいって
ずっと、思ってたから
啓一のココロの中の
セリフ、ひとつ、ひとつが
私の中で、響いた・・・
頭が、どんなに良くても
両親からも、誰からも
愛されなかったら
自己肯定感なんて低いに決まってる。
だから、そんな啓一が
こんな自分なんかが、志摩を
好きになって、ごめんって
謝るキモチ、わかる・・・
いろいろな少女マンガを読んできたけど
この作品は、私にとっては
特別なんだよね。
かなり古い作品だけど
古さとか感じないし
たまに、読みたくなるマンガ。
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