子供たちは夜の住人

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スヌスムムリクの恋人

このマンガで、タアモを知った。

原作が、私の大好きな野島伸司だったので

めっちゃ楽しみに読んだ。

 

幼なじみの清人、哲也、直紀、望。

望、通称ノノは、性同一性障害だった。

 

主人公・直紀と、幼なじみたちの友情が

すごく固い絆で結ばれてる。

 

一番、弱い、まるで女の子のようなノノを

一生懸命、守っていこうとする。

 

ノノは、カラダに合わせて

なんとか男の子になろうと

女の子と、つき合ったりするけど

どうしても、最後の砦が乗り越えられない・・・

 

ノノは、すごく、不安定な存在で

同性愛者の先生と、つき合ったりもする・・・

 

清人は、勉強をガンバって生徒会長になり

哲也は、ボクシングを始め

直紀は、何もせず、いろんな女の子たちと

つき合ったりしてる。

それが、縁で、バイのナナコと出会う。

 

ナナコは、直紀の大事な時に

現れ、いつも助言をくれる存在。

 

何股もしてる直紀を、よく思ってなかった

かなみとの出会い。

 

ノノが、ココロに合わせて

カラダを女の子になるって提案をして

あ、これで、良い方向に行くのかな・・・

と、思ってたら・・・

物語は、そうじゃない。

 

ただ、手術をすれば、幸せになれるって

簡単な話じゃないんだな・・・

 

ナナコが、多かれ少なかれ、みんなにあるよって

セリフが、すごく好きだな。

パーセンテージの問題で

カラダと反比例している異性の部分が

多いか少ないか。

 

誰にでもあるって、すごく、差別的じゃない。

特別視してるわけじゃない。

 

ごくごく、フツーのことだよ?

 

て、野島伸司の考え方を、伝えられた感じがした。

 

その後の、ノノの未来や

直紀の未来も、もっと、もっと、知りたかったけど

全2巻のマンガで、めっちゃ、ガンバって

まとめて、わかりやすくしてくれた感じ。

 

一気に、大切なマンガになった。

スヌスムムリクの恋人

スヌスムムリクの恋人

  • 作者:野島 伸司
  • 発売日: 2008/08/07
  • メディア: 単行本
 
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