初めて見たのは、高校の部活で
レンタルして見た時だった。
「うる星やつら」味のある絵柄で
ほぼ、中身のないアニメに
つまらないを通り越して怒りさえ感じたw
C子を巡って、A子とB子が戦う
ちょい百合要素もあるストーリーだが
ほぼ中身はないwww
そんな「プロジェクトA子」シリーズを
最近、再び見ました。
関わったスタッフが制作しているので
パロディてんこ盛りだし
基本、ギャグなんだけど
宇宙船の描写とか、これでもかというくらい
凝っていたり・・・
高校生の時の私は、ただのアニメファンであり
オタクではなかったので不快でしかなかったけど
今、見ると、いろんなパロディがわかるようになって
これはパロディを楽しむアニメだと理解した。
C子を迎えに来た連中が、外見どう見ても
おっさんなんだけど、全員女とか
筋肉マッチョなタラコ唇キャラが
おっさん声とかわいい女の子声どっちも
出したりと。
当時、このパロディを楽しめた人が
多かったからシリーズ化したんだろう。
作画スタッフの中には
エヴァで知った有名な方々の名前もあったし。
そして、声優も豪華だったw
B子の子分3人組なんて
初代翼、ナディア、綾波だからねw
「プロジェクトA子」は
2、3、完結篇と続いたが
どんどんパロディの勢いも落ちていった。
そして、「A-ko THE VS」の2話も見たけど
これは、正直、駄作だった・・・
絵柄も、まったく可愛くなかった・・・
致命的だ。
私が、この作品を初めて見たのは平成だったけど
公開されたのは昭和なので
A子の部屋が、懐かしの昭和を彷彿とさせたり
この世界は、一度、壊れた世界設定なんだよね。
ギリ復興させた街に、A子たちは住んでる。
そして、毎回、街が崩壊しても
A子たちはフツーに学校に通う。
アニメスタッフたちが、遊び感覚で
街を、すごい凝った作画で崩壊させるオチを
楽しんでいたかもしれないけど
大人になって、これを見ると
どんなに街が壊れようと人はたくましく
生きていく。
そんなテーマに勝手に思ったりした。
A子が、綾波レイのブラの付け方と
同じように付けていたので
もしかして元祖かもしれないw
このシリーズは、ずっとC子を巡って
百合展開をするべきところを
Kくんという男キャラに
A子もB子もメロメロになって
あんなにC子中心だったのに
おざなりになってしまったのが失敗だったなと
思った。
当時、この作品を好きだった人たちは
かなり上の世代で、すでにオタクだった人たちだと思う。
何十年と経ってから、私も遅れてオタクになりw
このアニメの楽しみ方というものが理解できるようになったけど
今のアニメファンや、当時の私がクソつまんないって
思ったキモチも大事にしたいなと思っているw
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