子供たちは夜の住人

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く

たまたま、ネットでこのマンガの存在を知り買った。

レビューで、かなり本が大きいと書いてあったけど

ほんとに大きかったwww

想像以上www

でも、ハードカバーで超豪華です。

 

荒木飛呂彦の初フルカラーマンガである。

ルーヴルの企画した「ルーヴル✕マンガ」のために

描き起こされたマンガです。

 

ジョジョの奇妙な冒険」<第4部>で

絶大なる人気の岸辺露伴が主人公。

 

17歳の露伴が出会った謎の女性・奈々瀬から

「最も黒い絵」の話を聞く・・・

 

今回、初のフルカラーマンガだと言うのに

テーマは「黒い絵」なんだよね。

もっと色彩の凝った絵に、どうしてしなかったのか?

 

最初、プロジェクト責任者の方が

「日本のスタイルを押し出すならモノクロで

描くのも素晴らしいのではないか」

と言ってたみたいだけど

荒木飛呂彦はフルカラーに挑戦することを

選んだみたいなんだよね。

 

たしかに、モノクロのマンガ文化は

日本が誇れる技術だと思う。

 

荒木飛呂彦は、フルカラーの勉強もして

モノクロじゃなくても世界に通用するマンガを

完成させているんだけど

このフルカラーコミックが日本で文庫化した時

モノクロになった場合のことも考えてるじゃないか?

と思ったんだよね。

 

日本人なら、誰もが経験している雑誌では

巻頭カラーだったページが単行本になると

カラーではなくモノクロになることを。

 

荒木飛呂彦は、そのことをわかってて

「黒い絵」にしたんじゃないかって。

カラーでも「黒い絵」は「黒い絵」だし

モノクロでも「黒い絵」は「黒い絵」のまま

どっちでも「黒い絵」になるようになってる。

 

フルカラーに挑戦しつつ日本のマンガ文化も

捨ててないってところに気づいた時

私のカラダに電撃が走ったよねw

 

実は、素晴らしく綿密に考えられたマンガだった。

 

海外の人が喜ぶように、旅館、浴衣、武士と

日本といえば!!も、もちろん描いてるけど

この「黒い絵」にこそ日本人ならではの

工夫がされていることに私は震えたw

ストーリーが、おもしろいことは言わずもがなw

 

荒木飛呂彦ファンなら、すべからく見よ!!!!

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