子供たちは夜の住人

アニメ、マンガ、音楽、ゲーム、特撮、原画展、イベント声優を語るブログです。

「※このブログはアフィリエイト広告を使用しています」

緑野原学園シリーズ

星野架名作品。

 

中学時代、よく本屋で雑誌を立ち読みしてて

たまに連載されていた星野架名のマンガが

大好きだった。

 

特に「緑野原学園」シリーズは

ストーリーに惹き込まれ

絵柄も多大な影響を受けた・・・

 

ふたりの少年・弘樹と彼方、クラスメイトの仲間との

SFファンタジーだった。

宇宙とか別空間とか・・・

少女マンガの域を超えていた。

 

ふたりの少年の友情は

今のライトBLっぽさもあった。

 

その星野架名が、57歳で亡くなったことを

最近、知った・・・

突然のことだったけど・・・

今、私は、とてもショックを受けている。

自分でも、びっくりするほど大きなショックだ・・・

 

遺作となった作品をWebで読んだ。

星野架名のマンガを読むのは

何十年ぶりだろうか・・・

 

大好きだったのに、単行本を一冊も

買っていなかった・・・

 

高校時代に、ある美術系通信学校のテストを

郵送で送ったことがあった。

テストの最後には、自由に好きな絵を描く欄だった。

私は、そこに男の子の絵を描いた。

 

いつだったか、それを見つけた時

うあー・・・

星野架名に影響されてんじゃんwww

と思った。

 

十数年ぶりに見た星野架名の絵柄は

びっくりするくらい今の私の絵の特徴に似ていた。

ずっと、知らず知らずに影響され続けていたのかな・・・

まったく見ても読んでもいないあいだも・・・?

 

もちろん、私の絵柄は、いろんな好きな作家さんに

影響され続け

いろいろ混ざったり変わったりしながら

私の絵に消化されているんだけど。

 

こんなに長いこと見てなかった絵に

似るってあるんだ・・・

 

そして、「緑野原学園」シリーズが

未完で終わってしまったこと・・・

と、いうより、もう二度と星野架名のマンガが

読めないことに動揺を隠しきれない。

 

最後に読んだのは、高校生の時だと思う。

中学時代は、読み切りも、かなり読んだ。

(全部、立ち読みw)

 

たまに本屋の中に入ると、星野架名の新刊が

置いてあって

それは別に好きなシリーズじゃないから

買わなかったんだ。

 

「緑野原学園」シリーズは、大好きだったけど

他の星野架名作品全部が好きだったわけじゃない。

 

なんだか、路線変更したのかな?

と思う時もあれば

これは作者本人の自伝のマンガかな?

と思うものもあった。

 

「緑野原学園」シリーズでは

彼方くんが大好きで

女の子よりも繊細でキレイな顔立ちが好きだった。

 

SFだから、とても不思議な話だったけど

彼方くんが地球人じゃないってところも

薄々、感じていたので

たまに続きが連載されると

「・・・ああ、やっぱり」

と、思ったり

最後に読んだ話は、「漂流教室」のような展開になって

地球を探して帰るために宇宙を旅する話だったよな・・・

と、ぼんやりと覚えていたけど

どうやら、時系列的には、その話が最後になってしまったようだ。

 

「緑野原学園」シリーズは、時系列ごとに

進む話じゃなかったので、そーいうのはよくあることだった。

 

80年代の少女マンガを代表するほど

時代時代の影響で絵が変わり続けた作家でもあった。

 

私は、あのなんともいえない

どこだかわからないSFなのにノルタルジックな

キモチにもさせられる話が好きだった。

中学生が、どこか懐かしさを感じるマンガだった。

 

当時の私には、まともな友達は親友しかいなくて

「緑野原学園」シリーズのような仲間と呼べる存在は

いなかったのに。

 

それは、まるで、まだ見ぬ未来の自分を重ねていたのか?

それとも、もっと未来の自分が中学生の私の目を通じて

懐かしいと思ったのか・・・

 

そんなことを思うくらいには

世の中には、不思議なことなんて

いっぱいあるんだって思わせるマンガだった。

 

こんなマンガを読んでいたら

そりゃあ、自分もマンガ描きたくなるよなとも思った。

今は、マンガ描いてないから

当時の自分ごめんだけどw

 

高校時代、「緑野原学園」シリーズが

OVA化された時、すごい見たいと思ったな。

 

そんなことも忘れて大人になってしまったけど

今は、ネットもあるから

まずは、過去に買えなかった星野架名作品マンガを

「緑野原学園」シリーズを中心に買い集めて

そして、そっと泣こう・・・

緑野原座フライト・プラネット

緑野原座フライト・プラネット

  • 杉本直子
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ブログ村に参加しています。もしよろしければクリックお願いします。