リアタイでは、末弟が見てた。
かなり前に、全話見たと思ってたけど
最近、また全話見ることにしたら
あれ???
もしかして、全話見てなかったかもw
全50話。
リアタイの時は、矢沢あいを知らなかったし
きちんと知ったのは「NANA」からだ。
「ご近所物語」の続編「Paradise Kiss」は見た。
幼なじみの実果子とツトムを中心に
恋愛、夢、友情、家族愛などが描かれる。
ツトムが、幼なじみとつき合うのは
世界が、狭いんじゃないかと悩んだり
バディ子と、つき合ったりしたのは
意外だった。
そんなバディ子も、幼なじみの
修ちゃんが初恋相手で、実は一途に想ってたり。
きちんと見てみると
実果子が自分をダメな人間だと思ってたり
派手ファッションが好きだったり
言葉を選ばず刺々しく言ってしまったり
素直になれない性格が
ちょっと、自分に似てるかもと思った。
そんな実果子を、一番、理解して
バディ子といても実果子のことを考えちゃう
ツトムが、バディ子をフル形で
実果子への恋ココロに気づく。
バディ子も、それに気づいてて
ふたりの別れは、まだ本気じゃなかったから
爽やかな別れ方だった。
だから、その後も仲間でいられたんだろうな。
実果子とツトム
ふたりの恋模様は、微笑ましく見れた。
逆に、バディ子が不器用だなー・・・と
勇介と、なかなか、つき合うまでいかないし・・・
ツトムと同じ理由から
修ちゃんから距離的にも離れても
ずっと好きでいるんだけど
そこへ勇介と修ちゃんで揺れたりね。
勇介もバディ子の実家まで行くほど
キモチを募らせてるのに素直になれない性格で
バディ子とケンカばかりしちゃう。
このアニメを見てると
女の子のヤキモチや嫉妬を
男の子の方は「感じ悪い」としか思わなかったり
「かわいい」とは思ってくれないので
リアルだな、と。
柔ちゃん声の歩は、ほんとに性格のいい子で
まわりにも気を使えるので
実果子やバディ子が嫉妬するのは
まぁ、わかるかなw
歩って、多分、同性からは嫌われるタイプなんじゃないかなー
同性として見ると、歩ってなんかコワイもんw
奪うとかまったく考えてなくて
すごく、いい子だからこその恐怖?w
だから、バディ子が恋敵だってわかってから
歩にキツイ口調だったのが
勇介がいないところで、仲良くなるの
なんか、よかった。
アニメの方は、完全に歩が
勇介とバディ子の恋を応援して
まだ好きってキモチがあるけど
自分のキモチを整理していく。
落ち込んだところも、人には見せない性格だから
外に、ひとりでかがんでる時は
落ち込んでる時なんだよね。
第三者目線なら、いい子だなーと思うだけだけど
恋敵になったら最大の強敵になりそうだなってw
全50話は、私なりに三部構成だと思ってて
一部・実果子の恋
二部・バディ子の恋
三部・実果子の両親
実果子が、母子家庭でも
ママと仲良く幸せに暮らしてる風景を
ずっと、見せられてきてからの
実果子が、誰にも言えない本心が
後半にやってくる感じ。
4年前に両親が離婚してから
本当は、ずっと寂しいって言えなかった。
パパに会いたいと、やっと言えたのは
ツトムの前で。
何が原因で離婚しちゃったのか?
知りたいけど聞いちゃいけないとママに
気を使って生活してきたのかとわかってから
もう一度、1話から見たら
見方も変わると思う。
アニメの方は
いつもそばにいてくれるツトムの存在や
まわりの、それこそ「ご近所」と呼んでいいくらいの
仲間の存在に気づく実果子の笑顔で終わる。
リアタイの時、とんでもない歌唱のOPを
末弟がマネして歌ってたけど
今、見ても「歌唱力・・・www」と
思ってしまうけど
まぁ、見てるあいだに慣れますw
北海道から上京してきたリサが
なんとなくナナの前身というか
そーいうキャラが矢沢あいは
好きなんだなーと思った。
「りぼん」派ではなかったし
矢沢あいが現れる前の「りぼん」しか
知らないので自分は違うけど
「りぼん」派の女の子たちが矢沢あいの作品に
夢中になったのは、なんとなくわかる気がした。
マンガは未読だけど
アニメがキッカケで読みたいと思わせるチカラを
持ってる作家だと思う。
私も、「NANA」はアニメから知って
マンガを読み始めたくらいなので。
不器用で素直になれない女の子たちと
自分を重ねられるアニメだった。
そして、自分を大切に思ってくれる人を
もっと大切にしようと思える作品でした。
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