仮面ライダーギーツ

「仮面ライダーギーツ」終わってしまいましたね。

めずらしく早い段階でのブログｗ

最終回まだ見る前に、Twitterでジーン役の

鈴木福くんがガチ泣きしてたの見て

「かわええ」と思っていましたｗ

早く、最終回見よう、とｗｗｗ

舞台は、ランダムに「仮面ライダー」の資格が

与えられ「デザイアグランプリ」に出場する。

勝者には願いが、ひとつ叶えられる。

「未来日記」みたいだなと思いましたｗ

仮面ライダー版「未来日記」ｗ

aoisakana5.hatenablog.com

それぞれの願い、野望を持った人間たちが

「デザイアグランプリ」で戦う。

そこには、無敗の主人公・英寿がいた。

「世界平和」を願う普通の大学生・景和。

金持ちお嬢様・祢音。

「仮面ライダー」を憎む・道長（個人的にバッファｗ）

が、戦いに残り続ける。

その他大勢は、脱落しては記憶を消され消えていく。

「デザイアグランプリ」の運営。

そして、敵であるジャマトを作っている

「ジャマーガーデン」。

それぞれの「仮面ライダー」を応援するサポーター。

「ジャマト」を支援するサポーター。

最近、令和ライダーを見て気づいたんだけど

上のごちゃごちゃした設定はストーリーを

盛り上げるための舞台装置。

本質は、もっと奥底に隠れている。

それが最近の「仮面ライダー」だと思った。

そして、この「ギーツ」も同様。

金持ちお嬢様の祢音の願いは「本当の愛がほしい」だった。

両親から過保護なまでに愛されているのに

「愛がほしい」とは？

これは、祢音の出生の秘密で明らかになった。

両親の本当の娘「あかり」を失って

「あかり」の代わりに作られた人間が「祢音」だった。

最初、「あかり」だったら似たような「ひかり」とか

つけないの？？？

と思ったけど「あかり」に対して

夜（影）の「ネオン」だったんだねｗ

あかりじゃない自分への両親の愛が

本当の愛じゃないと出生の秘密を知る前から

無意識に感じていたんだな。

「デザイアグランプリ」では様々なゲームで

ルールも変わるので

「仮面ライダー」たちの中に

「デザスター」まぁ、鬼みたいな役目も

運営から決められて隠しながら戦ったりするんだよね。

他の「仮面ライダー」たちは、誰が「デザスター」か

疑いながら戦うことになる。

そのゲームの中でアスリートの冴が

４人家族のために願いを叶えようとしていたが

祢音が「デザスター」であることを知ってしまう。

祢音の「本当の愛がほしい」という願いも知っていた

冴は、自分が「デザスター」だと疑われるようにして

祢音の代わりに消える。

これは、冴が、すでに家族から

本当の愛を知っていたからだと思う。

祢音にも、いつか「本当の愛」に気づいてほしいと

思ったのかもしれない。

景和は、「世界平和」を願っていたが

たったひとりの家族である

姉の沙羅が消滅して

ひたすら「沙羅が生き返る世界」に闇落ちしていく・・・

景和にとって、家族がいてこその「世界平和」

だったと思う。

多分、これは誰だってそうだよね。

親友を「デザイアグランプリ」で失った

バッファは、「仮面ライダー」をひたすら恨んでいたが

本当に、恨むべきは「仮面ライダー」なのか？

景和たちと一緒に戦っていくうちに

変わっていくひとりだ。

ジャマトを支援し、バッファのサポーターになる

ベロバは、カラコン、ゴスロリ系ファッションなんだけど

女優さん２０代かなーと思ってたら

なんと！！１６歳にびっくりしたよｗｗｗ

福くんより年下っすよｗｗｗ

天才的な頭脳を持つ大智（個人的にスズメｗ）は

「全人類の記憶がほしい」と願う。

スズメは、すぐに退場するので

もう出てこないと思ってたら復活したｗｗｗ

ジャマトを育てていたおっさんに代わって

ジャマトを育ててたｗｗｗ

無敗の英寿は、輪廻転生を繰り返しながら

「母に会いたい」と思い続けている。

しかし、「デザイアグランプリ」の

願いのカードには、その願いは受理されず。

そこで、英寿は、母の手がかりを見つけるため

運営に徐々に近づく願いを書いていく。

これは、英寿の母親探しの物語かな？

と思わせといて、そうじゃないｗ

様々な人間の願い、欲望の中で

本当に自分が望むものは、それなのか？

を自問自答しているようにも感じた。

状況が変われば願いだって変わる。

オープニングの映像回収も、きちんと

やりつつｗ

英寿は、神になる。

英寿が、みんなからの記憶から消えた

新しく作り変えられた世界で

英寿を覚えているのは、運営にいたツムリと

英寿のサポーターだったジーンのみ。

フツー、神なった。人々の記憶から消える。

というと悲劇的な主人公として描かれると思う。

でも、この「ギーツ」は違う。

「本当の愛がほしい」と願っていた祢音は

両親の愛が本物だと気づいて

「白馬の王子様をつかまえる」願いに変わっていた。

「つかまえる」って言葉で

今までのような受身ではなく自分から掴みに行くって

想像がつく。

運営側にいたパンクジャックは

「目指せパンクロッカー」

まんまやんｗｗｗ

景和は、いろいろなことを経験して

「世界平和」と書いていた。

きっと最初に書いた「世界平和」とは

まったく違うキモチでの「世界平和」だと思う。

そんな景和の姉・沙羅の願いは・・・

デカデカと書かれているのは

「穏やかな日常＆一生祢音ちゃん推し」

他には「もっと小顔になる」「給料UP」

「ノラネコダンス完璧にマスター」

「海外旅行に必ず行く！祢音ちゃんとショッピング」

「料理が景和みたいに上手くなる」「掃除も上手に」

「体重が５キロは減らす」「景和が毎日元気に」

「肌がモチモチスベスベに」

「もっとたくさんお願いが書ける絵馬にして～！」

なんて、欲深ｗｗｗｗｗ

てか、絵馬いっぱい買って書けｗｗｗｗｗ

ジャマトを育てていたスズメは

残ったジャマトと平和に暮らしながら

「人類とジャマトの共生」を願っていた。

スズメにとって、ジャマトは実験の道具ではなく

かわいい子供のような存在だった。

スズメも変わっていくひとりだった。

仕事仲間といるバッファは

物語の途中、すごくオシャになったのに

やっぱり前の土方系の仕事をしてる。

親友を亡くしたバッファのことだから

「仲間」系なことを書くのかなー？

と思ってたら

「うまい肉を食う」

だったｗｗｗｗｗｗｗ

え、ちょ、え？？？

ほんとに？？？？？

バッファ？？？お前の望みそれでいいの？？？ｗｗｗｗｗ

そんな絵馬を見ながら英寿は

「きっと叶う。願い続けるかぎり。

この世界に、人も幸せになれる」

そう、英寿は、みんなの願いを叶える神になった。

それは寂しいことではない、そんな物語だったのだ。

そして、「デザイアグランプリ」ルールに

映し出されたのは

「願った分だけ、人の幸せは存在する」

なんて爽快感のある物語だったんだろう。

令和ライダーは、今のところ

最後は希望で終わってるんだよね。

昭和、平成ライダーで、たまにある

バッド・エンド的な悲哀のある物語も好きなんだけどｗ

そもそも「仮面ライダー」という存在そのものが

悲劇のヒーローなんだけどねｗ

でも

こんな時代だからこそ、子供たちに

「夢や希望のある未来」を描ける

メッセージを込めた「仮面ライダー」が

作り続けられているんだろう。

ちなみに薄汚れた私は

「きっと叶う。願い続けるかぎり」に対して

じゃあ、バッファは願い続けるかぎり

うまい肉を食いまくるのねｗ

と思ったのは内緒だｗｗｗ

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